2007年1月4日木曜日

プロフィール

三木室内管弦楽団は、1985年に結成された、兵庫県三木市を中心に活動するアマチュアのオーケストラです。バロックから古典派、初期ロマン派を中心とした管弦楽曲や室内楽曲を取り上げ、春と秋の定期演奏会を2本柱に活動しています。市民に気軽に本物の音楽を楽しめるひと時を提供し、三木市に音楽の根を根付かせることを目標に、そして音楽を始めた子供達にとって憧れのオーケストラとなるべく努力を続けています。


最近では、クラシックファンだけでなく、だれでもが楽しめるコンサートを目指し、音楽のみならず様々な企画を行っています。中でも「子供達のためのクラシック」に力点を置いた、2005年4月上演の創作童話付きシューベルトの悲劇的交響曲では、「長く退屈な」交響曲が子供のための大変魅力的なエンターテインメントとなることが実証できました。

現在のメンバーはまだ室内楽としても決して十分とは言えませんが、上は昭和一桁生まれから下は中学生まで、文字通り老若男女が力をあわせ、また、プロ奏者と全くの初心者が一緒に気持ちよく、お互いを尊重しあって一つの音楽をつくる、みんなのための音楽というオーケストラの一つの理想の形がここにはあります。三木市周辺のみならず、遠くは加東市、神戸市北区などからも練習を楽しみに集まってくる音楽好きばかりです。

指揮者コメント 「アマチュアのオーケストラとして、良い音楽を作りあげるのに最も大切なことは、音楽を愛する心です。私は指揮者として、音楽の良し悪しと奏者の上手下手は基本的に無関係であると信じています。音楽作りに参加したいという一人一人の気持ちを受け止め、奏者の力を最大限に引出し、心を一つに合わせることが、指揮者としてのもっとも大切な役割だと思っています。三木室内管弦楽団の最大の魅力は、上手な人は上手な人なりに、初心者は初心者なりに、それぞれが努力し、そしてお互いにそれぞれの努力を認め合えるということです。」(岩田俊之)

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