2007年1月4日木曜日

指揮者プロフィール

化学を本業としながらも気持は音に乗って届く「非科学的」な音楽に魅せられ、音楽作りに心血を注いでいる。「お客様と一緒に音楽に感動するコンサート」が信条。やまなみグリーネ管弦楽団Brazosport Symphony Orchestra堺フィルハーモニーCincinnati Civic Orchestraなどでフルート奏者として研鑽を積んだ後、2001年より三木室内管弦楽団の常任指揮者。NPO法人グレイター西神音楽ネットの理事や、日本化学会のオーケストラ「化学オーケストラ」の指揮、学生の指導など、その活動は多岐にわたる。2001年から2011年11月まで当楽団常任指揮者。

『岩田氏の指揮の特徴は、鋭い審美眼と、それとは対照的な、しなやかな手の動きにあります。繊細な感性によって、まるで糸を紡ぎ出すかのように、オーケストラから次々と音色を引き出していきます。その凛とした、気品のある姿勢は、演奏者と観客を大いに魅了します。そしてその背後には、音楽への真摯な態度と音楽家たちへの深い愛情があることも忘れてはなりません。彼は、音楽そのものに対して非常に誠実ですが、それと同時にアマチュア演奏者の音楽的成長を心から願う、教育的な見地に立って指揮を振ります。音楽を愛する心を何よりも大切にし、その心を分かち合うことを最高の喜びだと思っているのです。ところで、彼の本業はエンジニア。なぜエンジニアが指揮者を?と思われるかもしれませんが、その理知的かつ科学的な態度からして、まさにルネサンス期の音楽家なのだと思えば納得がいくでしょう。(かつて芸術と科学は一体だったのです!)科学者らしいあくなき探究心と向上心、妥協をゆるさないその姿は、自らのHP「学生オーケストラへの提言」に垣間見ることができます。三木室内管弦楽団のみならず、多くのアマチュア・オーケストラの演奏者や指揮者の支持を集めています。』(by A.N.)

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ブログ「エンジニア指揮者の勉強部屋

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