2008年11月22日土曜日

第17回定期演奏会

モーツァルト/交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」
チマローザ/二つのフルートのための協奏曲
シューベルト/交響曲第7番ロ短調D759「未完成」

フルート 土本康弘、中山猛、指揮 岩田俊之
三木山森林公園 森の文化館 音楽ホール

中山 猛


土本 康弘


フルートを始めた時期、きっかけ 中学1年生の時、吹奏楽部をのぞいたのがきっかけ。 小学校6 年生の終わり頃。学校の音楽鑑賞会で京都市交響楽団の楽器紹介の時オーボエの音色に感動。親を楽器店に引っ張って行って…オーボエの値段に驚いた父がこっちの方にしろと買い与えられたのが隣にあったフルートだった。
習ったことのある先生 村田順子(中学生の時)、高橋安治(高校生から)に師事パウル・マイゼン、クラウス・ショホ、クルト・レーデル各氏の公開レッスンを受け、大きな影響を受ける。 小学校から中学までは川瀬蛍公、高校3年から大学と卒業後2年位までは橋本量至。(現在も尊敬し生涯
の目標であるフルートの神マルセル・モイーズを私に教えてくれた大恩人!)
所属したことのある楽団名 関西カゲキ派祝祭管弦楽団加古川フィルハーモニー、アンサンブル・ポテトサラダ 高校2年から卒業までアサヒジュニア交響楽団に所属。
フルート以外の趣味 電子工作、写真・・・半田ごてとカメラ歴はフルートよりも長い。 作曲、編曲、絵を書く事。



モーツァルトの後期三大交響曲から第41番を取り上げました。さすがに名曲中の名曲。聞くに堪える曲に仕上げるのにぎりぎりまで苦労しました。また当楽団の二人のフルートの名手をソリストに、隠れた名曲チマローザの協奏曲を取り上げました。未完成は2003年の第8回定期演奏会以来の再登場、磨きのかかった味わいのある若々しいシューベルトに仕上げるべく取り組みました。

お客様からのアンケートより、「次回が楽しみです」「もっと広い会場で大勢の人たちに聞いてもらいたいなと思いました」「こんな良い音に接したのは何十年ぶりでしょうか」「日頃ささくれている気持ちをリセット出来る空間なので」などなど熱烈なメッセージとともに、多くの方に次回も必ず来たい思っていただけたようで、私たちの熱意の塊の音楽がお客様の心に届いたのだと自負しています。特に、「フルートのソロがものすごくよかった。」「いつまでも聞いていたいと思いました。」など、フルート協奏曲は大絶賛されました。小学生からも「二つのフルートの音が重なり合ってすごくきれいな音だった。」との感想もいただいています。また近隣からも非常に遠方(河内長野!)からも演奏に来てほしいなどというありがたいお誘いもいただいています。

2008年9月14日日曜日

2008年9月13日-14日 合宿
















MCO創設以来初の合宿を一泊二日で西脇市立青年の家にて行いました。演奏会の曲の徹底的な練習に加え、「アンサンブルを楽しむ」と称し、室内楽の基礎となるアンサンブル力を鍛えるべく、数多くの曲を練習しました。もちろんメインイベント(?)は、老若男女交えての夜通しの宴会は、みんなよく飲みました!ここでは参加者からのコメントをいくつか紹介します。
「それにしても、よう弾いたし、よう飲んだなあ・・」
やはり!
「夜のミーティング(???)も大変充実していましたね。消費した飲料その他については・・・、忘れましょう。」 「夜の親睦会でのリラックスした中での意見交換が出来た。」 「普通の練習では何年経っても得られない親近感やメンバーとしての連帯感を持つことが出来ました。」
やはり皆さん、合宿の最大の目的は飲むことだったか!普段の練習はほぼ全員が車なので、飲むことができない分、余計に盛り上がりました。
「夜の会ではそれぞれ音楽に対し幅広く且つ深い知識を持ち談笑されているので、聞いているだけで刺激になりました。」
確かにかなりマニアックな話も。。。音楽、楽器の歴史、アマチュア論、文化、宗教、世界情勢などなど。最後まで起きて頑張った人は午前3時半だったそうです。
「ヴァイオリンを弾いて肩が張ったというのは久しぶり・・、ひょっとすると何十年ぶりかではないかと思います。」
皆さん朝から晩までずっと音出してました。さすがに学生オケのような朝食前の朝練はないですが。。。
「楽しかったことも苦しかったことも、全てが何らかの形で糧になってくれることと信じます。」 「明日何が起こるかわからない身でまさに"崖っぷちの青春"を体験しました。」
練習も真剣勝負。時にはピリピリとした空気も張りつめました。MCOの新しい時代の幕開けとなるような合宿でした。

2008年6月22日日曜日

第2回あじさいコンサートに出演

モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
アンダーソン/ブルータンゴ
ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調より第1楽章
シュトラウス/ラデツキー行進曲
合唱伴奏でトトロよりさんぽ(土本康弘編曲)、夏の思い出

指揮:岩田俊之、場所:神戸市立美賀多台小学校体育館

2008年5月17日土曜日

楽団運営細則

2008年5月17日改訂

第1章 入団・退団(補:入団届用紙、退団届用紙参照)

第1条 入団希望者は、入団届をパートリーダー経由団長へ提出して入団することができる。

2008年3月29日土曜日

第16回定期演奏会 ~ ふたりのヴァイオリン奏者を迎えて


グノー/管楽九重奏のための小協奏曲変ロ長調
J.S.バッハ/二つのバイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
モーツァルト/二つのバイオリンとオーケストラのためのコンチェルトーネ ハ長調 K190*
ベートーベン/交響曲第7番イ長調op.92

ヴァイオリン:Duo SAKURA(田村安祐美・田村安紗美)
* オーボエ:岩本周栄、チェロ:小賀野祐子
指揮:岩田俊之、場所:三木山森林公園森の文化館音楽ホール

 



田村安祐美   田村安紗美
Duo SAKURA

2000年より姉妹ヴァイオリン・デュオとして活動を始める。同年度(財)青山財団「バロックザール賞」を受賞。以後毎年、東京・京都にてリサイタルを開催。2005年には京都コンサートホール開館10周年記念コンサートシリーズに出演。古典から現代・邦人作品まで広くレパートリーを持つ。

田村安祐美
京都市立堀川高等学校音楽科(現・市立音楽高校)、東京藝術大学音楽学部卒業。第43回全日本学生音楽コンクール全国1位。1995年~1999年、新日本フィルハーモニー交響楽団に在籍。1998年より1年間ドイツのケルンにて研鑽を積む。第7回ABC新人演奏会のオーディションに合格。大学在学中よりソロリサイタルを開催。現在、京都市交響楽団のメンバーによるラ・ビッシュアンサンブルの一員として活躍、2005年9月より大阪シンフォニカー交響楽団コンサートマスター。2006年度京都芸術新人賞を受賞。これまでに渡辺美穂、辻井淳、田渕洋子、浦川宜也、藤原浜雄、Gerhard Bosse、ケルンにて結城千春の各氏に師事。

田村安紗美
京都市立堀川高等学校音楽科(現・市立音楽高校)、東京藝術大学音楽学部卒業。全日本学生音楽コンクール大阪大会・高校の部第2位、京都芸術祭「奨励賞」受賞。1998年より新日本フィルハーモニー交響楽団、第2ヴァイオリン・フォアシュピーラーとして2006年まで在籍。同交響楽団のメンバーによる「すみだ弦楽四重奏団」を結成。自主公演の他、地方公演・病院・学校など、年間約20公演を行う。2005年9月より文化庁新進芸術家海外留学制度の研修員として、ドイツ・フライブルク音楽大学にて研鑽を積む。フライブルガー・バロックオーケストラに客演。2007年3月帰国。現在は各地オーケストラのゲストコンサートマスター、首席奏者として活躍している。これまでに渡辺美穂、辻井淳、田渕洋子、浦川宜也、Gottfried von der Goltzの各氏に師事。


いつもとは違う管楽器九重奏でのオープニング。メンバーは大役に緊張の面持ちでしたが、それだけに幾度の特訓の成果を発揮!できたと思います。

そしてDuo SAKURAをお迎えしての協奏曲。華やかなバイオリンの音色がホールの隅々まで響き渡り、何よりも、お二人の息がぴったり。会場の三木山森林公園に、ひと足早く「さくら咲く」演奏会となりました。

メインのベートーベン交響曲第7番は、団員に賛助出演者を加えた総勢44名で臨みました。人気漫画を題材としたテレビドラマのテーマとなったこの曲、当楽団にとっても大きな目標でしたが、 楽しく、親しみやすいプログラムとなったと思います。

今回は公共交通機関のない時間帯にもかかわらず、300名を超えるお客さまに来ていただきました。満席となってしまい、立ち見でご鑑賞いただいたお客さまには深くお詫び申し上げます。

今後より多くの方々に当楽団の存在を知っていただき、これまで以上に地域に密着した音楽活動を広げていく、そのための貴重な足がかりとなる一日でした。

三村拓麻

2008年1月5日土曜日

活動場所・交通

練習場所は主に、三木市文化会館、神戸市立美賀多台小学校などです。定期演奏会は主に、兵庫県立三木山森林公園森の文化館音楽ホール、三木市文化会館で行っています。神戸市西区民センターなでしこホールでも行いました。

レパートリー曲

下記のレパートリー曲は、普段の練習の最後に1曲づつさらいます。

エルガー/愛の挨拶
シュトラウス/ピチカート・ポルカ
シュトラウス/美しく青きドナウ
シュトラウス/トリッチ・トラッチ・ポルカ
アンダーソン/ブルータンゴ
モーツァルト/フィガロの結婚序曲
ベートーヴェン/運命
ビゼー/アルルの女第2組曲のメヌエット
マスカーニ/カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲
シベリウス/悲しきワルツ
シベリウス/アンダンテ・フェスティーボ