2011年10月5日水曜日

9月17日(土)の練習日誌

ソリストの久保敦子さんをお迎えして
モーツアルトの「ピアノと管弦楽のための協奏曲第24番」の練習日でした。
いつもの練習場の真ん中に、アップライトピアノが置かれました。
備品の古いピアノですが、いざ練習が始まると
そのピアノが優雅に軽やかに鳴り始めました。
普段久保さんが弾かれているピアノとは全く違うはずですが、「プロはさすがだなぁ」と感じました。

練習は、全曲の通し練習から始まりました。
時折テンポをソリストの久保さんと確認しながら、最後まで通りました。


《1楽章》はテーマが戻ってきたときに
テンポが戻りきらない点について、指揮者から注意がありました。
また練習番号D(156小節)の少し前からはじめた時に、管楽器が入ることができなくて何回かやり直しをしました。
休みが長い部分は小節番号がなく、スコア持参か小節番号をさらに細かく打つ必要があると思いました。


《2楽章》はかなりゆったりめのテンポでした。
いつも管弦楽だけで練習しているのとちがい、
ピアノが入ると宮廷のサロンのような優美な空間が広がりました。


《3楽章》はこれまたテンポがゆるみがちなので、引き締まったテンポを維持していくことが難しかったです。


ピアノと呼応するフレーズは揃える必要があるのですが、
何箇所は次回以降の繰り越しになりました。


最後にもう一度通し練習をしました。


ピアノのsolo部分でうっとり聞き入ってしまい、
自分の入る箇所で入り損ねないよう気をつけなくては、
と思った練習日でした。
それくらい久保さんのピアノは素敵でした!


久保さん、長い時間ありがとうございました。
                                         (N.K)

1 件のコメント:

  1. 演奏しながら人の音を楽しんで聞けるというのは、いいことですね。オケの中の人どうしでも、お互いにもっと聞けるようになったら素晴らしいと思います。
    コンチェルトは集中力が勝負です。私もです。

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