2011年4月4日月曜日

練習日誌 4月3日

東日本大震災が3月11日に発生してから23日目、いまだ被災地は復興の目処さえ立っておらず、亡くなられた方は3万人を超す可能性も出てきており、その半数以上が未だ行方不明となっています。

連日テレビに写し出される現地被災者の厳しい避難所生活と、何の不自由なく生活している自分に若干の後ろめたさを感じつつ、一向に解決の目処が立たない福島第一原発事故にイライラしながら、5月14日の定演に向けての練習にやってきました。

今日は4月初めての練習です。本番までにあと1ヶ月ちょっととなり、団員の皆さんの顔には次第に緊張感が漂っていました。


スコッチの二楽章、エキストラの方も加わって管楽器が充実していたので張り切っているのか、指揮者が何時もの練習よりやけに棒の振りが早く、いつも弾くのに苦労している箇所が弓矢のごとく通り過ぎて行き、無残にも惨敗でした。

もう一度、練習方法の練り直しです。気を落ち着けて、倍のユックリしたスピードから、徐々にアクセル踏んで、どこまで左指と右手の弓がもつれず耐えられるか…頑張ってみます。

帰りの駐車場の桜をふと見ると、蕾が膨らんで、ほんのりピンク色の花びらがチラッと見えるのを発見しました。
春になったんだ、と思うと、何故かうれしくなりました。
JT(代理投稿)

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